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【海外企業訪問 上海編】

2018年3月19日(月)

【日本貿易振興機構 上海 様】

JETROシンガポール様と同様、近年の中国経済・政治動向や進出日系企業の現状、そして今後中国のビジネスチャンスをどう見ていくべきかという多岐に渡るお話をしていただきました。

上海は中国の経済中心地であり、世界各国の金融センターとして外国の銀行が多くの拠点を置いています。また、貿易業・サービス業の割合も高くマーケットとしては非常に魅力的な国であり、日本企業の多くは、メイドインジャパンの高い品質やブランド力を武器に中国でビジネスを行っているともいえます。さらに近年、インターネットを利用した電子商取引が急成長しており中国製造業分野は新たな局面を見せています。今後日系企業が中国でどのようなビジネスを展開していくのか注目していと同時に、今回ご説明いただいたことを今後の企業研究に生かしていこうと思います。

【アサヒカルピスウェルネス株式会社 様】

アサヒカルピス健康管理有限公司様は中国での飼料事業をメインに、全世界の家畜に好気性の菌を含んだ飼料を提供しています。現在世界では、新興国の人口増加による食物の需要増加と、温暖化や農業生産人口の減少による食物の供給減が同時に発生しています。この事態を解決すべく、アサヒカルピス様は飼料要求率が改善でき、ヒトに食糧を回すことを可能にする飼料を全世界の家畜に提供しています。少ない人数ながらも全社員の環境問題や食糧問題と向き合っていらっしゃる姿がとても印象的でした。

事業説明に加え、マーケティングの観点から私たち学生の視点に沿ったお話もしていただきました。特に、日本人と中国人の文化・仕事に対する姿勢の違いやマネジメント方法など、人材面に関するお話は非常に興味深いものばかりでした。内容面だけでなくお話を伺った蒲様のプレゼンテーションは丁寧かつ論理的で、大変参考になりました。

2018年3月20日(火)

【資生堂 中国 様】

約1週間海外企業訪問の最後の企業、資生堂様を訪問させていただきました。

資生堂は日本国内ではもちろん、海外においても”成功している企業”のひとつとして経営学を学ぶ者にとって非常に興味深い企業です。

今回の訪問では中国の化粧品市場から各ブランドの位置づけ、さらに近年高まりつつあるECビジネスについてまで幅広くお話を伺うことができました。

中国は現在、著しい物流の発展とデジタル化が進行しています。さらに若者の消費意欲が高く、彼らを主な利用者とするECビジネスが活発化しています。資生堂中国様は変化の激しい中国市場において、素早く手段を選択しビジネスを浸透させるということを日々心がけていらっしゃるそうです。

私たちが事前に用意した質問にも丁寧にご回答いただき、有意義な訪問となりました。


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